広島県障害者ITサポートセンターによくある質問をご紹介します。
電話、ファクシミリ、メール、来所※で受け付けています。
電話の受付時間は、火曜日・金曜日の13時から16時 となっています。
※来所される場合は事前にご連絡ください。
当センターでは、パソコン相談受付・機器利用体験・出張相談会などを行なっています。
利用料は無料です。 (ただし、講習用のテキスト代のみ自己負担となる場合があります)
IT関連全般に関する質問にお答えしていますが、次のような質問は除きます。
・インターネットショッピング等でのトラブルに関する質問
・営利を目的としたIT利用におけるトラブルに関する質問
・企業独自の技術、特許等に関する質問、など
また、個別ソフトの詳細な使い方などについては、答えられない場合もございますので、ご了解願います。
県内各地で随時開催し、詳細情報は下記のサイトに掲載します。
電話・メールでの問い合わせ、申し込みも受け付けます。
① 広島県 ホームページ(http://www.pref.hiroshima.lg.jp/)
「健康・福祉」・「障害者福祉」・「障害者支援」
② 広島情報シンフォニー ホームページ(https://www.symphony.co.jp/)
「広島県障害者ITサポートセンター」
① ICTサポーター養成セミナー ② デジタル活用ワークショップ の2種類です。
① は、意思伝達が困難な重度身体障害者の支援者に対するセミナー。
② は、支援者と障害当事者を交えて実践的なワークショップ。
同伴での受講も受け付けています。いずれも講習申込の際、その旨お知らせください。
よくある個別の相談内容についてご紹介します。
「固定キー」★機能を使って1つのキーを固定します。
2つ同時に押さなくても、〔Ctrl〕、〔Shift〕、〔Alt〕、〔Windows〕ロゴキーの機能が使えます。
★「固定キー」…設定→簡単操作→キーボード
【パソコンの設定】
「フィルター キー」★機能を使うと、間違ったキー入力を無視したり、キー入力の間隔を長くしたりすることができます。
★「フィルターキー」…設定→簡単操作→キーボード
【周辺機器の工夫】
キーボードにカバーを付けると、手や腕をキーボードの上に置いた状態でキーを操作することができます。 アクリル製が主流ですが、キーボードに合わせてオーダー作成となるのが一般的です。 詳しい情報はセンターにご相談ください。
【パソコンの設定】
「マウス キー」★機能を使うと、テンキーでマウスポインタ(画面上のマウスの矢印)を操作できます。 ポインタの速度も変えることができます。
★「マウスキー」…設定→簡単操作→マウス
【周辺機器の工夫】
マウスの代用として、トラックボールがあります。固定した位置で指先や手のひらを使ってボールだけを回転させて操作します。一般的なものは市販されています。
「スクリーンキーボード」★を利用する方法があります。
カーソルをスキャン(自動移動)させて、ジョイスティックや特殊入力スイッチを使い、体のどこか動く場所を使ってワンスイッチで入力することができます。
★「スクリーンキーボード」…設定→簡単操作→キーボード
特別なパソコンは開発されていません。 一般のDOS/Vパソコンの画面拡大機能を利用したり、別途、視覚障害者専用ソフトを使用して操作します。
音声読み上げソフト(スクリーンリーダー)を利用して基本操作をすることができます。
専用ソフトを追加するとホームページ閲覧や電子メールのやりとりもできます。
パソコンの操作は音声ガイドに従い、キーボードを使って行ないます。
※ソフトの詳細については当センターにご相談ください。
当センターで文字入力やインターネットの体験ができます。
弱視の方と全盲の方の場合で選び方が異なります。
弱視の方にはデスクトップ型をお勧めします。デスクトップ型は大きなモニタ(画面)を使って表示することができるためです。ただし弱視でも視力が比較的ある場合や、逆に音声だけを頼りにされるほど視力がない場合は、移動しやすいノート型がいいでしょう。
全盲の方の場合、パソコン講習へ持参したり、サポートの受けやすさという点では、持ち運びできるノート型の方がメリットが大きいでしょう。家族など、身近にサポートできる方がいる場合はデスクトップ型でも大丈夫でしょう。
6点入力できるパソコンの見分け方は、キーを6つ同時に押してみることです。
たとえば「SDFJKL」を押して、画面に「SDFJKL」と出れば点字入力に対応しています。(これには目の見える方の確認が必要です)
別の方法として、市販の点字対応USBキーボードを接続して使用することもできます。
ローマ字入力をお勧めします。
パソコンでインターネットや電子メールを使う場合、アドレスやURLを入力する必要があり、必ず半角の英数や記号を使用するため、かな入力だけを覚えたのでは英数を入力することができないからです。
ローマ字入力はアルファベット26文字で、50ものかなキーを覚えるより楽であるという点もあります。
〔Alt〕キーを押しながら、キーボードの左側、上から3番目にある〔Tab〕キーを押すと順番に切り替わって行きます。このキー操作に〔Shift〕キーを加えて操作すると、逆向きに切り替わります。
〔Alt〕キーを押しながら〔Shift〕キーを押すと交互に切り替わります。
「いくつかの方法」の一例を挙げてみます。
【現在使用中のアプリケーションソフトを終了する方法】
方法①:〔Alt〕キー⇒〔上矢印〕キーを上に移動⇒「終了」でエンターキー
方法②:〔Alt〕キーを押しながらF4キーを同時に押し、終了
方法③:〔Alt〕キーを押しながらスペースキーを押す⇒アルファベットのCを入力
この他にも方法がありますが、どれが最もいいかは、使用するパソコンがノート型なのか、デスクトップ型なのかにもよります。すなわち、キーボードの押しやすさです。 サポート時に使用者と十分な話し合いを行っておくことが大切です。
設定⇒ズームまたは、〔Ctrl〕キーを押しながら〔+〕か〔-〕キーで設定変更します。
※解除する場合は「元に戻す」を選びます。
プリンタの設定を変更し印刷してみる方法を紹介します。
方法① 余白設定:「ファイル」⇒「ページ設定」で余白をすべて「0」にする
方法② 縮小印刷:「ファイル」⇒「印刷」⇒「詳細設定」⇒「印刷設定」で「用紙サイズ(原稿サイズ)」をプリンタに設定した用紙より大きいサイズを選択する
ウイルスソフトの体験版があらかじめインストールされているようです。
新たに製品版のウイルスソフトを購入してインストールするか、もしくは無料のソフトをインターネットからダウンロードする方法もあります。無料のウイルスソフトはスポンサー広告が表示されますので、気になる方には製品版の購入をお勧めします。
プリンタのヘッドクリーニング操作により、印字のかすれが解消できることがあります。
プリンタは長く使用しないと目詰まりを起こし、印刷できなくなることもあるため、1週間に1回程度、印字テストをしてみることをお勧めします。
作成したファイルや画像がたまっていませんか。 次の作業を行なってみることも一つの方法です。
方法①:「ごみ箱」を空にする
方法②:「ディスククリーンアップ」★機能を使用してファイルを削除※
※削除したものは簡単には復元できなくなりますのでご注意ください。
★ディスククリーンアップ…
タスクバーの検索ボックスに「ディスクのクリーンアップ」と入力し、検索結果から「ディスク クリーンアップ」を選択します
当センターでは販売の取り扱いはしておりません。
購入に関する情報(メーカー・連絡先など)については提供いたします。
現在の福祉制度の中に「日常生活用具給付等事業」があります。
この事業の助成を受けるためには障害者手帳が必要です。
助成金額、対象製品に一定の条件がありますので、お住まいの各市区町村の障害福祉課に問い合わせてください。
窓口に行かれる際は、製品のカタログなどを持参されることをお勧めします。