INTERVIEW

俵亮人

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MESSAGE
社会インフラを支えているという
誇りと自負を持つ

運用オペレーター 俵 亮人 2021年4月入社

広島情報シンフォニーで働きたいと思うようになった理由、きっかけは?

障害者雇用の実績と働くことへの理解がある会社

私は大学一年のときに人工透析が必要になりました。それ以来、週3回4時間の透析に通うのは大変で体調も悪く、就職活動にも支障が出るように。これではいけないと大学の就職課に相談し、苦戦している状況を説明しました。「障害者雇用で就職先を探してはどうか」とアドバイスをもらい、大学には障害者雇用の前例がなかったこともあり、ハローワークに。実績のある求人を探したところ、広島情報シンフォニーを見つけました。私と同じように腎機能障害のある方が仕事をしていることが分かり、「ここならある程度障害への理解が得られるのでは」と思ったのが入社のきっかけです。

どんな仕事をしていますか?

オペレーターとして 預かったサーバーの管理や保守、運用をサポート

アウトソーシング部にてオペレーターとして勤務しています。お客様からサーバーや業務を預かり、管理・保守・運用・データ処理などをサポート。現在は小売業の発注関係のシステムを担当し、交代制でシステムが問題なく動いているか、依頼された処理を行っているか、正常に完了しているかなどを確認しています。運用担当者の第一窓口になるので、運用担当者とは常に連係し異常があればすぐに情報共有し対応にあたります。
オペレーターの仕事は、作業内容ごとに先輩の動きを見たり説明を聞いたりして覚えました。入社前にIT系国家試験「ITパスポート」を取得し基本的な知識を学んでおいたことが今の業務にも生かされています。

広島情報シンフォニーの良いところは?きつかったことはどうやって乗り越えましたか?

細やかな配慮に働きやすさを実感 知識ゼロでも「聞く」「調べる」で乗り越える

私と同じ障害を抱えた社員さんと入社前にお話ができたのは良かったと思っています。人工透析後に体調が悪くなることや、休まざるを得なくなることへの理解があること、「障害者も一緒に働く」という体制が整っていることは大変心強いものでした。入社して2年が過ぎましたが体調が悪いときに無理をせず休めたり、17時スタートの人工透析に間に合うよう退社できるよう配慮していただいたりして、ありがたいなと思っています。人が少ないときは申し訳ないのですが…。
入社後は上司との面談の機会が年に2回あり、その場では体調のことも含め何かと気にかけてくださいます。障害者が多く従事している会社でもあり、常々「優しい社風だな」と感じています。感謝の気持ちを胸に自分なりにできることを続けていけば、会社への貢献へつながると思って頑張っています。
私は文系かつIT関係の知識が全くない状態で入社しましたので、最初は「何を言っているのか分からない」というレベル。「分かり始めるまで」はつらかったです。「先輩に聞く」「自分でも調べる」の両方で必死に理解につとめ、一つ一つ「分かること」を喜びとして乗り越えることができました。

俵亮人さんの業務風景

仕事のやりがいは何ですか?

ミスのないサポートで 社会インフラを支えているという誇りと自負を持つ

オペレーターは、お客様と直接やり取りすることやお礼を言われることはありません。社内の運用担当から「ありがとう」と言われるくらいで、最初は正直やりがいというものを感じられませんでした。しかし経験を重ねるにつれ、ミスなくお客様の業務に影響がない仕事こそが私の使命でありやりがいなのだと思うようになりました。
現実問題として、サーバーがないと現代社会は成り立ちません。一般的には見えたり知られたりはしていないものの、実際はかなりのボリュームをわが社が担当しています。そのため、2週間に1回はオペレーター内で会議を行い課題の洗い出しなどもしています。「社会インフラを支えている」という誇りと自負を持って仕事に臨んでいます。

これから挑戦したいこと、目指している姿はありますか?

新たな領域の学びや国家資格の勉強も やる気に応えてくれる体制に感謝

目の前の業務に一生懸命ではありますが、上司との面談のときに「こんなことも学んでほしい」と言われることや、自分から新たに「やってみよう」と踏み出すことがあります。機械や部品の名称、どの部品がどんな動きをするのかといった専門的な知識を深め、意味を理解して仕事にあたりたいと思っています。いずれは社内データベースの取り扱いをしたり、情報を整理したりできたら良いなと思っています。他の業務もこなせるようになれば仕事の幅が広がり、自らの成長につながりますからね。
広島情報シンフォニーは転勤がなく業績が安定していて、残業が少なく自分の時間を大切にできる会社です。休みの日には趣味の野球観戦を楽しむ他、現在は情報セキュリティの確保に貢献できると認定する国家試験「情報セキュリティマネジメント」の勉強中です。
入社後の手厚い研修や何でも相談できる上司の存在に加え、やる気があれば何でも応えてくれる体制に感謝しつつ今後も努力を重ねていきたいと思います。

俵亮人さんの業務風景

俵亮人さんの一日の流れ

  1. 8:00

    出社

    PC立ち上げ、メールチェックなど。

  2. 8:10

    マシン室へ移動

  3. 8:30

    始業

    PCに向かい、システムの確認など。異常があれば運用担当に連絡。

  4. 12:00~

    交代で昼食

    その後もPCにてシステムの確認など。

  5. 16:30

    退社

    透析に行くため、定時より早めに退社

  6. 17:00

    病院にて透析

俵亮人さんの業務風景

応募を考えている人へのメッセージ

広島情報シンフォニーは、「障害者も一緒に働く」という体制が整っており、自分の体調に合わせて業務を行うことができます。また、障害のありなしに関わらず、自分がやりたいと思ったことには全力でサポートしてくれる仲間たちがたくさんいます。自分らしく働きながら、共に頑張っていきませんか。