INTERVIEW

内海祐希

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内海祐希さんの写真

MESSAGE
培ってきたスキルを
存分に生かせる環境

システムエンジニア 内海 祐希 2018年中途入社

広島情報シンフォニーで働きたいと思うようになった理由、きっかけは?

最優先は安定、自分のスキルを生かせる環境も入社を後押し

大学を卒業して16年、ずっとシステムエンジニアとして働いており、広島情報シンフォニーは4社目になります。前の職場では給与や福利厚生面にいろいろと不安を感じており、実際に給与の遅れが起きることもあり、転職を決意。リクルートのエージェントさんに相談したところ、最初に紹介してもらったのが広島情報シンフォニーでした。第3セクターの経営なのでとても安定していると勧められて、すぐに面接。自社ビルを構えていてしっかりした会社という印象を受けました。いろいろと話をする中で、私が得意とするクラウドを活用したウェブ系のシステム構築スキルがそのまま生かせるという話もありましたし、何よりも会社の安定性に魅力を感じて入社を決めました。

どんな仕事をしていますか?

介護施設職員の負担を軽減させるシステムの開発と保守

入社直後から、クラウドサービスプラットフォームの一つ「アマゾンウェブサービス(AWS)」を使った介護施設向けシステムの構築を、リーダーとして担当。現在もそのシステムの専任エンジニアとして保守や開発業務に携わっています。介護施設では、 日々の血圧や体温だけでなく、身の回りの出来事まで、入居者や利用者の様子を記録として残しています。そういった日々の記録をクラウド上に保存し、スタッフはその情報をいつでも、どこからでもウェブにアクセスすれば見られるという仕組みです。「マルチテナント」と呼ばれる、複数の施設が共有、利用できるサービスにすることで、およそ70の介護施設で活躍するものになりました。

広島情報シンフォニーの良いところは?きつかったことは?

若手のモチベーションが会社を底上げ、ヒアリング重視で信頼獲得

当社は、良いアイデアであれば何でもトライさせてくれます。はやりの手法の導入を許容してくれるのは、技術者にとって大きな魅力です。そのおかげで、技術志向の強い若手社員のモチベーションも向上していると感じます。私が主催する、社内での技術交流行事「技術発表会」では、若手が率先して発表者にエントリーしてくれます。発表会を通して新しいアイデアが生まれることもあり、会社全体の底上げになっていると思います。
前任者から引き継いだ労働組合の仕事は使い勝手が良くないシステムでしたので、お客様が不満を持っていました。私はまず、お客様と打ち合わせを重ねて、 コミュニケーションを取り、改善を一歩ずつ進めました。大切なのはヒアリングです。時間はかかりましたが、今はある程度満足していただいており、新しい機能開発を進めています。

内海祐希さんの業務風景

仕事のやりがいは何ですか?

現場の声を励みに、次の開発へのモチベーションを高める

介護施設は、いわゆる「3K」と呼ばれる仕事で、大変そうなイメージがあり、離職率がとても高い業界でした。私の開発したシステムを使うことで、作業負担を軽減させた結果、導入施設の離職率がすごく減ったと聞きました。また、先日開所した大型施設では、開所1カ月で在床率が90%を超えるほどの盛況だったのですが、システムのお陰で施設運営が非常にスムーズだったとの声をいただきました。現場の負担を軽減する、いいものを作ることができたのだという満足感と、次なる開発へのモチベーションになっています。前職では旅行業界、現在は介護業界と、私は今までのエンジニア人生の中で、特定の業界に特化した仕事をしてきまして、現場の声をフィードバックしていただけることがなによりの励みになっています。お客様と密にコミュニケーションを取ることが、私のスタイルなのだと思います。

これから挑戦したいこと、目指している姿はありますか?

後進の育成で属人化を解消し、新たなソリューションに注力

管理職になったので、仕事の中でマネージメントの領域が増えてきています。介護や労働組合の仕事は、私に属人化している部分があるので、 後進の育成に力を入れているところです。プロジェクトのリーダーは私が継続をしつつ、実際の業務やノウハウを共有していきたいです。
1人のエンジニアとしては、介護の世界でどのように効率化できるかがテーマです。具体的には、バイタルの機器、体温計などのデータと連携した、より使いやすい仕組みができないか。パソコンを開かずとも即時に連携ができるような、クラウドの枠を少し外れたソリューションも面白いと思っています。AIの活用にも興味を持っています。介護の業界においても、日々の記録の要約をはじめ、サポートできる業務は多いと思います。チャンスがあれば、お客様に提案して、事例として取り組んでいきたいです。

内海祐希さんの業務風景

内海祐希さんの一日の流れ

  1. 8:00

    出社

    その日やる仕事の整理。

  2. 8:30

    始業

    課内ミーティング。
    (昨日の動き、今日の予定を報告、会社全体の共有事項通知)

  3. 8:40

    業務開始

    介護施設のパートナー企業と打ち合わせ。
    介護チームに打ち合わせ内容の共有。
    管理職としての事務作業。

  4. 12:00

    昼休み

  5. 13:00

    得意先訪問、打ち合わせなど

  6. 17:30

    終業時間

    課員のサポート、状況把握、相談を受けるなど。

  7. 18:00

    退勤

内海祐希さんの業務風景

応募を考えている人へのメッセージ

積極的に動くことが大切です。私が課長に昇格したきっかけは、会社主催のAWSのセミナーで私が登壇して話をする場があり、それを評価していただいたからだと思っています。転職してすぐには難しいかもしれませんが、「環境は自分が変えるんだぞ」というくらいの気持ちを持ってほしいです。