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字幕制作職

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PURPOSE AND ROLE
字幕制作職の目的と役割

字幕制作職の目的と役割

音声を文字に変え、すべての人に感動を届ける!

テレビで放送される番組の字幕データを制作します。聴覚に障害のある方がテレビ放送を楽しんだり、病院の待合室や災害時の避難場所など、大きな音の出せない場所でのテレビ視聴を補助する手段としても有効です。聴いた音声を素早く、正確にタイピングするスキルや、正しい日本語で文字にする日本語力が求められます。

WORK DESCRIPTION
仕事内容

主な仕事内容

  • 字幕制作

    番組音声を文字に起こすだけでなく、字幕の表示時間や位置、色などを調整します。放送局によって異なる字幕制作ルールに対応する必要もあります。

  • 作業進捗管理

    納品期日までに、字幕データを納品できるよう作業スケジュールを組みます。複数の制作作業を効率的に進めるための、作業者の検討と作業指示も行います。

  • お客様対応

    新規の制作依頼や、スケジュールの変更連絡等に対応します。臨機応変な対応が求められます。

  • 字幕データ納品

    完成した字幕データを、メールで納品します。納品の際、不備がないよう細心の注意を払います。

  • 意見交換

    文字の表記や字幕制作ルールについて、制作担当者同士で意見交換を行いながら作業を行う場合もあります。

  • お客様との打ち合わせ

    全国放送の番組を多く扱うため、年に数回、実際に顔を合わせてお客様と打ち合わせをする機会があります。

WHAT IS IMPORTANT
字幕制作職が大事にしていること

仕事内容についてのコメントをする社員

多田 有希2018年中途入社

広島情報シンフォニーは放送局に属さない独立系企業として、各放送局の字幕制作ルールに沿った、高品質な作業を心掛けています。音を文字にする作業は一見シンプルですが、「びっくり」と「ビックリ」などの表記選択や、「町」と「街」などの使い分けには、判断力や、正しい日本語力が必要になります。作業中に辞書は手放せません。

通常、1つの番組を複数人で手分けして制作するため、文字表記のゆれを防ぐためのコミュニケーションも不可欠です。また、音が聞こえない視聴者にとっても違和感なく楽しめるように意識することが常に求められます。例えばお笑い番組では、音のテンポに合わせて字幕を表示することで、面白さが損なわれないように配慮しています。 私生活でも字幕を表示させた状態でテレビを視聴し、流行や出演者、字幕の表現方法に意識を向けることで、制作時の判断に役立てています。

仕事内容についてのコメントをする社員

宗近 真希2001年中途入社

テレビの字幕放送は、音声が聞き取りにくい方や、テレビの音を出せない環境にいる方々にとって、番組の内容を文字で伝える重要なサービスです。このサービスは「クローズドキャプション」(CC)とも呼ばれています。私たちの会社では、地上波、BS、CSおよび配信動画の音声内容を文字として表示する字幕データの制作を手掛けています。自分が制作した字幕が実際にテレビで放送され、多くの人々に影響を与えることを実感できるのは非常にやりがいがあり、日々の仕事への大きなモチベーションとなっています。

広島情報シンフォニーの字幕制作職は、テレビの全国放送番組やWEB配信動画の字幕制作に多く携わる機会があり、広島にいながら全国を舞台に活躍できるチャンスがあります。私たちは、字幕制作を通じてすべての人々が平等に情報にアクセスできることに貢献できるよう努めています。