製品・サービス紹介

LiCS-Re3(NEC公共図書館向けソリューション)

図書館イメージ図

「街の中心となる図書館」づくりを推進します

NECの公共図書館向けシステムLiCS-Reは、NECネクサソリューションズが開発・展開し、全国の図書館で利用されているソリューションです。
最新バージョンの次世代型図書館ソリューション「LiCS-Re3(リックス・アールイー・スリー)」は、 “人にやさしい図書館” のコンセプトを継承しつつ「街の中心となる図書館」として、【てのひら図書館】【どこでも図書館】を掲げ、スマートフォンを活用した様々な連携・機能を実装しています。

次世代型図書館としての充実した機能

【スマートフォン活用】

  • ・“LINE連携” による検索・予約・メルマガ・返却日お知らせ
  • ・“スマートフォンを利用者カード”として活用
  • ・“電子書籍サービス”、“デジタルアーカイブ”、街中の史跡を撮影、図書館の蔵書やアーカイブに連携させる“探検アプリ機能”

【効率的な図書館運営】

  • ・“ICタグ連携”による自動貸出・返却、“セキュリティゲート”との連携

【子どもの読書推進】

  • ・“読書通帳”、“学校タブレット連携”

LiCS-Reシリーズについて

LiCS-Reは導入型(オンプレミス)の「LiCS-Re3」とSaaS型(クラウドサービス)の「LiCS-Re for SaaS」の2形態で展開しており、お客様のご利用ニーズに合わせた構成をとることができます。

LiCS-Re3 (リックス・アールイー・スリー)

導入型の図書館向けシステム、主に蔵書数100万タイトル以上の公共図書館様に向いています。
複雑なカスタマイズが必要な場合や、コンプライアンスの適合のためなど、サーバなど自ら管理する公共図書館様向けとなっています。
長いスパンでのご利用の場合、トータルのコストが安くなる傾向があります。

LiCS-Re for SaaS (リックス・アールイー・フォー・サース)

SaaS型の図書館向けシステム、蔵書数100万タイトル以下の公共図書館様に向いています。
LiCS-Re3の主要機能を月額料金で使用できるクラウドサービス製品です。
システム機器導入・運用管理に係る費用を削減できるため、導入型に比べ導入コストが安く、初期費用削減が可能。また、クラウドサービスのメリットとして、機材の保守費用も最小限に抑えられます。

導入のメリット・製品の特長

利用者様に図書館をより身近に感じていただけるようなサービスを提供します。また、職員様の業務負荷も大幅に低減します。

手のひら図書館

スマートフォンやタブレットを利用して、図書館情報を入手する・利用者カードをスマートフォンに統合・利用者登録の事前申請など図書館の利用しやすさを追及しています。

スマホでユーザー情報を更新しているイメージ
  • LINE連携機能
    メールに比べ、開封率の高いLINEにおともだち登録していただくことで、メールマガジンや各種お知らせの配信、利用者個人への返却日配信などが可能です。
  • 事前のWeb登録機能
    図書館における各種登録・申請等、自宅で事前に入力してもらい、入力データを基に登録・申請業務を行うことで、利用者様、職員様ともに時間短縮・省力化を図ることができます。
  • 利用者バーコード表示機能
    利用者カードをスマートフォンに統合して、画面に表示することで利用者カードなしでの図書館利用を可能とします。

どこでも図書館

自宅から、スマートフォンから電子書籍の検索、デジタルアーカイブへの連携など、地域と図書館を結ぶ機能を提供いたします。

スマホで被写体の情報を調べているイメージ
  • 電子書籍サービス連係機能
    電子書籍サービスと図書館蔵書を連携、シームレスな検索ができます。
  • デジタルアーカーイブ紹介機能
    郷土資料や画像などアーカイブされている資料をインターネットを介して紹介できる機能です。
    地域資源の有効活用(例えば地域の歴史の視覚資料)、学校教材としての活用なども考えられます。
  • 探検アプリ機能
    地域の石碑や銅像、史跡、建造物などをスマートフォンなどのカメラで撮ることにより被写体を認識し、その由来、情報、アーカイブを連携させ画面表示できるアプリです。
    街歩きイベントや現地での学習などに利用できます。

IC図書館(ICタグシステム ※RFID)

自動貸出・自動返却機イメージ
  • ICタグ
    ICタグを利用することで、様々な業務を効率化し本来のレファレンス業務などに注力できます。
    蔵書点検も一括チェックすることができ、バーコードに比べ極めて効率よい点検実施を行うことができます。
  • 自動貸出・自動返却機
    人手を介さず、利用者セルフ貸出・返却対応ができます。
  • ICゲート
    入退館の際にICタグを利用したチェックができるため、資料の不当な持出しを抑制でき、入館者データを把握することもできます。

そのほかにも【IC書架システム】【自動仕分機】等、図書館業務の省力化を図る仕組みを利用できます。

子どもの読書推進

利用者自ら設定した読書目標に対して、達成率をグラフ表示したり、借りた本の記録をしたりわかりやすいインターフェースで表示ができます。

学校タブレット連携のイメージ
  • 学校タブレット連携
    GIGAスクール端末として導入された、学校タブレットに連携して読書履歴を確認するなど、読書意欲の向上に貢献します。
    また、読書記録を通帳型の紙に印字したり、シール印刷をして手帳に貼るなど、読書意欲を高める機能もあります。
    読書通帳機の導入・連携も対応致します。

図書館運営支援

図書館職員同士のコミュニケーションイメージ
  • 館内コミュニケーション機能
    職員同士の連絡・周知などメッセージを送ることができ、本館、分館などのコミュニケーション機能としても活用できます。
  • 自由帳票出力機能
    定型帳票の印刷に加え、必要な情報を抽出した帳票作成ができます。

運用・活用事例

図書館館内イメージ

広島情報シンフォニーでは、中四国地方を中心に、公共図書館のみならず学校図書館など含め、数多くの図書館システム導入に携わっております。豊富な経験をもとに、図書館様の要望に沿ったソリューションのご提案を致します。

  • ・公共図書館 24自治体
    ・学校図書館 9校
  • ※学校図書館では、NEC「E-CatsLibrary」、OEC「探調TOOL DX」の導入実績があります。

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